このレビューはネタバレを含みます
異性愛規範も、女性が性的なモノとして客体化されることも、ジェンダーバイアスもない(これらも登場するが、作品内でちゃんと全部丁寧に批判されている)恋愛青春ドラマは本当に貴重
このドラマは多くのクィア、そして様々な偏見にうんざりしてる人々にとってセーフプレイスだと思う
キャストがLGBTQ +のパレードに何回も参加して差別に反対してるのも本当に勇気づけられるし、今の日本で想像できない光景なのが悲しい
恋愛が絡むとジェンダーに関する偏見が露呈しやすいから安心して見られないことが多いけど、この作品は絶対的な信頼感がある
ジェンダーについてしっかり学べるコンテンツとして義務教育に入れるべきだと本気で思う
そしてあんま理由なくてもすぐ走り出す16歳たち眩しい
タオ役のWilliam Gaoが言ってたけど、東アジアの子ども役だと学校でいじめられてて、母の名前がヤンで、父親が死んでる、っていうテンプレが使われてて、やっぱアジアへの雑さはあるよな〜とは思った
最後ニックにタオが父親が死んでるって言うとこ急すぎて違和感だったし