白音

脚本芸人の白音のレビュー・感想・評価

脚本芸人(2022年製作のドラマ)
4.0
一気見してしまいました。
とても面白かったです。

長尺コントを見ている気分でしたが、終盤ちゃんとドラマとして成り立っていてのが面白かったです。

第1夜。
冒頭は変化があまり無く吉住さん脚本だから世界観凄いのかなって期待していた分、これが続くの!?と驚き少々飽きを感じましたが、中盤から興味を惹かれ、終盤は世界観にハマっていました。やっぱり吉住さんの世界観は凄いなっと見終わってから思いました。

第2夜。
第1夜から繋がっていて、その線を繋いだまま自分らしく初めて書くドラマ脚本を作るって、大変だろうなと、まず思いました。
知念侑李さんの余裕の無さともうなんでも良いから早くしてと切羽詰まった様子が、とても上手く表現されていて笑ってしまいました。
反対に遠藤憲一さんの適当さがお互い相反する役柄で、お互いがお互いに際立たせていました。
最初から最後まで起承転結しっかりされていて、とても見ていて面白く世界観に浸れました。

第3夜。
第2夜の終わりで第3夜予告を見て、第3夜は繋がってないのかなと思いましたが、視聴者センターとして繋がっていたのですね。
全てが繋がっている脚本でとても面白かったです。
中盤から世にも奇妙な物語ぽい雰囲気でした。
脳みその処理をするのにとても混乱しましたが、終盤で謎はとけたけれど世にも奇妙な物語ですね。
最後にキーの人間が全員出てきたのは胸熱でした。

OPの脚本家のげいのんさんがみんな出てきて、一生懸命脚本を書いている姿がとてもカッコよく、歌も疾走感があり演出もとってもかっこよかったです。

見て良かったドラマ三本でした。
白音

白音