秋ドラマで一番見応えあったかな
「知られたくないヤツと教えたくなかった人と、知らなくていい人や知りたくない人に真実は嫌われて
叩かれ押しつけ合わされた挙げ句、また闇に押し込められたまま
明日も世界は平和なふりして廻るのだ」
報道とは何ぞやを今一度考える社会派ドラマ
「あなたが正義だと思っているそれは、果たして本当に正義なのか?」を固唾のんで見届けるヤツ
全くチェックしてなくて1話を何の気なしに観てた
薄っぺらっぺらそうな、よくあるお仕事ドラマかなぁ…
え、待てよ…様子が…?😳的なサスペンス
ヒルナンデスみたいなフライデーボンボンの印象で舐めてたわw
あ、面白いヤツだこれヤバイってなってきた◎
間延びしたあのBGMもクセになるイントロ🎵
実際の複数の事件から着想を得た社会派エンターテイメントみたいよ🧐
92年に起きた福岡県飯塚市で発生した2女児殺害事件wiki読んでから観たら面白さ倍増するヤツ
タイトルの「エルピス」何ぞや?で調べたら…パンドラの箱に残された希望や災いの兆候を意味するんだって
朗報と悲報どっちも起きるし、あるよって事だからどういう結末になるかは最後までわからないって事かね
白の岸本とグレーの浅井、黒の斎藤
彼等の衣装の色が三人の立ち位置を表現してたなぁと、観終わって気付ける
落ち目女子アナと新米ADが一人の冤罪死刑囚をがんじがらめの巨悪から救えるのか?やれんのか?
無責任だけど手伝う気はあるADや元カレだった報道局のエースの協力で、風化しつつあった連続殺人事件の犯人が当時のずさんな捜査による冤罪だ、という証拠を芋づる式にザクザク堀り当ててしまう
それはお宝なのかそれとも薮蛇だったのか
己の正義感を活かせる仕事は実に気分がよく楽しい前半
当時のマフィアみたいなw麻生太郎スタイルや五輪の時期の安倍元総理をそのままドラマに使っててビックリする
政権批判で庶民のガス抜きドラマなのかなとも思えたりするくだりもあるので偏った思想も込められてるのかなとも思われがち
「キャスターをしてた間、自分があたかも真実であるかの様に伝えた事にどれだけ真実があったのかと思うと息が苦しくなります
罰を受けている」
メディアへの自戒でもありそうなので偏向が得意の新聞社やTV局の人とか初心思い出して観た方が良いねw
あの田舎警察が何をどこまで知っていて、どんな圧力の結果で冤罪を1人の男に押しつけたのか
間違いなく警察内部か政界絡みでしょそんなん
「この国の死刑はいつ執行されるかも順番も決まってないって知ってますか?
お偉いさんの都合でいつでもいいんですよ
なんかよく、突然まとめてされたりしてるでしょ
ゴミでも捨てるみたいに」
確かに‼️ってなるような印象的な台詞が豊富
実社会で起きているあれこれの問題提起もあるね
浅川の周辺で胡散臭い繋がりのある面々、または圧力に屈した弱き者達
そして主人公自身も決してチートではなくて
元カレに二度も身体を許してしまう甘さと弱さ
後輩にその愚かさを見抜かれたりもする
これだから女はって、言う部分がまたリアル
あんだけ断捨離したのに自分でダブルベッド買い直すような、そういうタイプの浅川なのよ🙂
裕福な家庭に生まれ育った勝ち組AD·岸本のターンもまた闇が深い
勝ち組だと思っていたい負け組の生きてきた途
いじめで死んだ当時の同級生の墓参りをいまだに続けている層と、全く忘れて今を楽しんで生きるパリピ層の格差
「一番嫌いな奴に媚びへつらいながら勝ち組にいさせてもらう為に友を見殺しにした」
一緒に楽しんで苛めた側?それともよくありがちな見て見ぬふりした側?
岸本の過去もいまだ正しく解決されてなくてずっと頭の隅にこびりついてるのに、毎日見て見ぬふりし続けて生きているんだ
松本冤罪の事件と同時に過去の苛め自殺の事件ものうのうと主犯達が平穏な勝ち組人生送っている現状を終わらせないとね
4話以降の目力さらに険しくなった、現状を見据えられる覚悟のできた岸本の変貌たるや◎
純粋に正義を掲げて突っ走る事の困難さを痛感させられる
ナニカを知っている村井さんが言った通り、岸本は森の中で棒きれ振り回してる怖いもの知らずの子供だった
自分が一体何を相手にしようとしてるのかも理解してないからやれた事
時代劇だと悪者を問答無用で叩っ斬ってスッキリ勧善懲悪しやすかったのに、こんなにも正義を貫く事が容易ではない、ほどけない
しがらみだらけの現代社会どうした⁉️
誰がこんな風にしてしまった⁉️ってなる重苦しさがあるし、それがまたリアルで何とも言えない😖
フライデーボンボンの番組チーフプロデューサー·村井は普通にセクハラパワハラ野郎なんだけど、岸本の学校のいじめ自殺事件を取材していた繋がりを持つ
誰しも二面性、意外性があったりする
能ある鷹は爪を隠すのか?隠したのか?
出すのを諦めるしか無かったのか
5話は岸本覚醒回
浅川が元カレ復縁により真実の追求断念してしまったのを今度は岸本が己の過去背負ったままで突っ走る単独取材
「あの夜からなぜか受け付けられなくなった 食べ物と 彼女の事が」
「何でこんなところまで来ちゃったんだよ」って、実際にもこんなところまで来ちゃってたし人生もこんなハードモードまで来ちゃってた🥲
「おじさんの人生って、ホントずっと私がむちゃくちゃにしてるんですよね」
お世話になった松本の死刑は全部私のせい
チェリーあのまま即死じゃなくて幸いなのよ
西澤正みたいなゴミ虫みたいなのが近所に住んでなくて良かったし、今後も引っ越しして来て欲しくない☹️
やはり聞き込みにはチャリが役立つ
片っ端から西澤についての聞き込みで手当たり次第ぶつかっていく、過去から逃げ続けるためにがむしゃら動く岸本の単騎ぶり
彼は握りしめた棒きれを、まだ振り回すのを止める事をしない
動いたら新たな真実を手に出来た❗️😃
それと同時にあの過去もようやく動きそう?
DVクソ親父から守ろうとする健太のお友達ヤンキー達いいこやな
岸本が真実にたどり着いた頃、高級ディナーで餌と耳障りのいい言葉貰って丸め込まれてた浅川にそろそろ目覚まして欲しいんだ
お前の居場所はそこじゃない、そんな腐ったところじゃねんだよ浅川ァァァ❗️ってケツ叩きたくなる長澤まさみw
あーー岸本がまた黒幕直通相手に相談しちゃうし隠し球の存在喋っちゃう、あーー‼️😨
「もしそういうのをつかんだ場合、先に俺に相談して欲しい」
握り潰しやすいからだよね😬💢
議員に可愛がられてる報道マンを信用すな❗️
ようやく弱者の母親と向き合った岸本
「ママの何が嫌なんよ?」の母と息子のやりとりの胸糞さが◎
「あん時さ、何で言わなかったの?」
蛙の子は蛙臭🤤
あのママ友環境下でシングルだった彼女の立場も判るし、息子の気持ちも判るからやりきれないこの仲違いしんどいね
しかし、母親が当時握り潰した事で彼はこれまで平穏にやれてこれたんだろう
モラハラ夫が言いそうな責め方なのも胸糞さupなんだよ岸本
勇気出して言えなかったという自分の非は棚にあげて母に全責任丸投げて批判してた彼の言い方気にくわねえです🤗
「全部、あんたの為やんか❗️」
だから母もそう言いたくもなるよね実際そうだったんだし
責任を押し付け合うしかなくなった母と息子
自分のケツも一人で拭けないまま他者の闇深い問題に首突っ込んで正義掲げてた、そういう息子はずるいと思う
この流れをぶち壊す、頭ふわふわなフライデーボンボンと司会の海老田天丼クソうぜえw🤣
VTR差し替え不発に終わり愕然とする岸本
真実は闇に帰された、とか抜かす岸本なんだけどそもそもお前も長年別の闇を封じ込めてるじゃねえか感
「闇にあるものは 理由があってそこにあるのだ」
村井さんの名言だよなあ、つくづく経験値高いおっさん😌
後輩のいい仕事の成果で目が醒めたね
やっと斎藤の動き察知できた浅川
雑炊掻き込む岸本を優しく眺める浅川♨️
お腹空くっていいね
よく眠れる、っていいよね
おはよう、浅川‼️😆のラスト◎
敵は、強いし大きい
「僕と君はいつの間にか相克の関係にある」
斎藤の音のする接吻たまらん、わかってるね手練れ🤗色気溢れてきやがる鈴木亮平、良き
「この社会ってのはね
君らが思ってる以上に恐ろしいものなのよ」
拓朗ママも何か見てきてるし知っている闇深い社会の裏事情🤫
まだ妥協も染まりもしそうになくて真実に向かって一直線コースの一人息子が眩しい辛い母親の心情
何がどうなっててこの世は保たれているのか彼女もまた理解しているのよね
「組織が一度でも罪を犯しているとダメなんですよねぇ
抜けない毒針みたいなもんですよ
時間をかけて全身に毒が回って、気がつけば再起不能
自滅への一本道ですよ
まぁそれは僕の属する組織の話であって
僕個人としてはあくまで正義側の人間であると 自分は思いたい訳ですよ」
そんな名言溢しながら、自分は正義側だと言いながら大金を要求する矛盾に拓朗はつくづく
「マジ クソッすね」を再認識する
この世はマジクソがまかり通っているし、マジクソが世界を廻しているのかも知れない
いや、マジクソでないとうまく廻せていけないのかも知れない?を痛感出来る
7話辺りから事件の核心に突入していく岸本拓朗ターンと時折の浅井
浅井はやじろべえ的な危うさも抱えてて、いつ何どきろくでもない方向へアッサリ倒れていかないか不安さがあるんだ
でも斎藤と縁を切ったのはえらかった🥲
大門と地元の土建屋の繋がりまで辿れた頃
あの商店街のヌボーッとした変な店の店主の存在も明るみになる
エルピスらしい真犯人に期待したい8話だが、まんま長男の本城で話進みそう
マキタスポーツが週刊誌編集長で登場
別ドラマでは村井役なマキタさんが「村井さーん」って言うのが愉快w
「忖度じゃなくて配慮」とはうまく言ったもんだ、ああ言えば上祐を思い出す
ボンボンの独身ならでは、捨て身な岸本のジャーナリスト魂、燃え上がれ❗️🔥
やっぱり浅井はそこまではやれないんだよね、中間管理職的な立ち位置だし背負ってるものも多いゆえの身動き取りにくさが歯がゆい
すっかり政治評論家に転職した世渡り上手な元カレを横目に何思うのだろう
岸本の退社、それでも会社は回り続ける9話
腸内環境の善玉と悪玉の割合エピソード絡めたこの世について、分かりやすくそしてゾッとした不愉快な社会
「ただ絶え間なく循環させながら
摂取と排泄を繰り返す」
こんなクソに包まれてるみたいな世の中で平和だ安全だと思考停止しているクソ庶民なのが私なのだろうなぁ…そして己の無力さとちっぽけさに呆然とする
岸本のネタパクって金儲けにしようとするクソ同僚😦絶対に渡すなよー‼️岸本よそで段取りしてるんだから
何で何もしてないお前がやろうとするんだよクソがひっこめ‼️🤯🤯🤯
浅井もキレるよ当然よ腸グツグツ🔥
長いものに巻かれ漂ってる自分は善玉なのか悪玉なのか
「もうあんまり無理しないで下さい」
事の発端なチェリーすらも巨悪の力に怯えてしまってる
干からびてる板わかめの村井さんが生わかめの如く活き活き❗️w
人脈と頼もしい経験値でまだ芽生えたての後輩を背中押し力添えてくれる
最低ゲス野郎が最高の先輩に一転するんだから人は見かけによらないんだ
あるべきものがあるからうちに来いよと転職お誘い
やたらご機嫌取りの岸本ママ
黙っとけば賢そうに見えるフリージャーナリスト✨岸本拓朗の誕生👍️
内部告発展開のキーパーソン❗️大門副総理の娘婿·大門亨
しかしこんな重要存在、何者かに消されないようにしないとね🤫…無理だなw
村井さんと岸本は同じ目に遭っていたんだね
「やるよ」
すっっっんごいの、託された拓朗ーーー‼️
大門副総理の不祥事ネタ
佐伯さんに黒毛和牛ゴチなってもこれだけは渡さないでいたものを、若き岸本に
絶対に確実に大門終わらせろよ頼むよ失敗すんなよーー岸本‼️😣
でも裏をちゃんと取らなきゃダメなので時間がかかる
巨悪を一撃で倒すには、裏がないと勝てない話
その、一撃がとことん困難なんだ
「僕の友達は 真実だけだ」
もう頼むから岸本に勝利掴ませてあげたいそしてスッキリしたい‼️😖
最終回で勧善懲悪じゃないと盛大にモヤッとする‼️w
ずっと孤独に抱えていたヤバい真実をフリージャーナリストに打ち明けた事で少し救われたのかな
「岸本さんという人に預ける事が出来るのだと思うと
ふっと 真っ暗闇の中に一筋、細い光が射したような気持ちです」
頼むから亨消されるなよ、嫌なフラグ立ってきたー🚩離婚と退職して大丈夫、な訳がないのよ😭
「心配しないで下さい岸本さん」
カメ‼️飼い主守れよ‼️おい、カメーー‼️ってなるあの玄関の瞬間😭😭😭😭😭
主を消されたカメのその後も悲惨だろ…餓死の道🐢
大門亨の、自殺
遺書があるから自殺とは限らないんだ
通夜の場で対峙する斎藤と村井さん
「ホントは自殺じゃなくて他殺だから?🤗」
斎藤は引き返さないのか?戻ってこれねぇぞの忠告
大門のクソなインタビュー聞いて完全にブチ切れた村井の乱が胸の熱いところに響いて、良き‼️💯
「ざっけんな❗️ざっけんなよてめぇら‼️
どいつもこいつも正義面しやがってよ⁉️
何が報道だ‼️ああ⁉️
何がニュース8だ‼️
この腐れ…腐れインチキどもが‼️🤯🤯🤯💢
高尚ぶってんじゃねえぞ⁉️
何やってんだ‼️この 嘘つきが‼️🤯🤯🤯」
先陣切って木っ端微塵になった村井さんが、活きのいい善玉だった‼️👍️
やっと最後に動くのは浅井?
最終話 10話
ニュース8打ち切りも自分の解雇も覚悟して大スクープをトップで報道しようと決めた浅川の迷いの無さ✨
滝川と繋がってた斎藤が放送直前に慌てて交渉しに現れたの草
国家的危機や株価ガー等で論点ずらして話大きくして元カノを必死で説得する元カレは、国民のためじゃなくていつだって自分の保身しか無いんだよな
「明日まで待つと君は事故か病気で出れなくなるよ」
最終的にやっぱり悪党というのは脅しなんだね斎藤🙂
『私たちはつい守ろうとするけれど、壊れた方がいいこともある
突破するとか壊すとかはすごく怖い事で、安全な時代を生きる私たちはそういう事に慣れていないけれど、壊れた先にもっといいものが生まれてくる可能性がある』
今作の脚本家·渡辺さんがインタビューでそんな風に応えてたりしてた
佐野亜裕美プロデューサーと共に制作して世に出した今作は、実は関東のフジテレビじゃなくて関西テレビだから実現出来た事なのかな
「だって私達は報道でしょ?
真実を伝えるのが仕事でしょ?」
笹岡さんの追撃◎
「まだ終ってないわよ‼️大門‼️大門‼️🤯」
諦めない、忘れない事って本当に重要なんだね
悪党達は、大衆がすぐ飛びついてまた忘れてくれる事を知っている