城塚翡翠シリーズ後半。こちら側には最初から犯人がわかった前提でみる今回の事件。
翡翠にはもう何もかもわかっているのだろうと思って見ているはずなのに、それでも裏をかかれているのではハラハラしてしまう演出。
思っている以上に早い段階から犯人として目星どころか確信を得ていることにびっくりするのだけど、そこから犯人逮捕までの過程が面白く後からわかることにわくわくする。
何もわからず見始めた霊媒探偵とは違い、翡翠の性格や雰囲気を知った上で見てまた違った面白さがあった。翡翠のとぼけた媚びるような話し方も嫌味や不自然な感じがなく、清原果耶さんの演技にも魅了された。
シリーズ前半の最終話の伏線回収には驚かされたので、少し今回の最終話に物足りなさも感じたけど総じて楽しんで見られた。
