1カット1カットが絵になる感じがとても素敵で、雰囲気と映像はとても素晴らしかった。
作中に違和感なく自然に方言が馴染んでいて、空豆の人間味あるキャラクターも好き。
その雰囲気や映画のような映像美には見入ったのだけど、ストーリーに関してはすごく薄っぺらさを感じた。
セットの雰囲気、それぞれのキャラクター、よくある風景で時の流れを感じる純愛ドラマなのかと思ったら、奇跡的な偶然が重なり上手くいき過ぎていて現実味を全く感じなかった。
説得力がなく現実こんなふうにいかないと思わせられるばかりで、それが続いた後はどこかで見たようなありきたりな展開ばかり。
展開がとてつもなく古臭く感じてしまった。
雰囲気や映像を楽しむだけのドラマになってしまったのが残念。
