骨太な見応えのあるドラマだった。
アメリカ南部の片田舎で警察署長に就任した刑事の孤軍奮闘記かと思いきや、1話目から署長死にましたやん!
人種差別からくる偏見、上層部の怠慢と癒着、そして圧力。
現代でも未だに続いている問題を、未解決の事件を通して描いている良質な作品だった。
署内のあからさまな人種差別には観てるこっちはストレスMAX。
こういった奴らは上手く立ち回るから中々しっぽを掴めない。
救われない気持ちのままエンディングを迎えたらどうしようと思っていたが、救いのあるラストでひと安心。
犯人側の動機が薄いのと自白させずじまいで終わったのが残念。そして個人的には署内の人間は処罰されて欲しかった。