久しぶりにハマったなと自分でも確信出来た作品。なんと言っても色合いが良い！こう言う照明は好きだなぁ。優しくもありノスタルジーもあり、でもきちんと現実味のある風合いがあって、物語を美しく映し出してくれる大切な光の存在。個人的にパキッとし過ぎたお洒落感のある照明よりも暖かみのあるこう言う作品の照明がとても好きなので、それも相まってより作品が好きになれた気がします。有難い。
"応答せよ1997"とは言ってるけど、割と時系列はあっちゃこっちゃ行きがちなので分かりづらい所もあったけれど、ウンジのおかげで最後まで楽しく見れたんだと思う。監督ドラマにありがちな細くてモデルみたいな人が明らかに芝居って分かる嫌がり方とか笑顔とかときめいてる姿じゃない、特別可愛い訳じゃ無くて、愛嬌があって自分を卑下してない。逆にシウォンじゃ無くてウンジにしか見えなかった。そこがよかった。
ただの甘いラブロマンスじゃ無くて、長い人生の中ですいも甘いものそれなりに生きていれば経験する。その普通さを等身大でやってくれてる姿にとても好感が持てたし、見終わった後に自分の人生も悪く無いなと勝手に笑顔になれる。
