トム

国民死刑投票のトムのネタバレレビュー・内容・結末

国民死刑投票(2023年製作のドラマ)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

デスノートの様な、正義と悪の境界を追求する作品は好みだけど7話をピークにどんどん評価落ちていったかも。

穴だらけの残酷な法社会の中、弱者の代わりにクズどもを遣っちゃうのは正直スカッとする。なのでいつまでも正義を振りかざすムチャンが正直煩わしかった。

国民は徐々に死刑投票に快楽を覚え、日常の鬱憤を晴らすツールと化し、正義は建前でしかなくなる人間の性悪な部分を描いてる所はおもしろい。

ジフン君、自分の人生を犠牲にしてでも、法に抗いクォンの伴走者となる姿がとても健気だった。あの事件が無ければ今頃は幸せに暮らしていたはずなのに…!

ミンス、最終回を終えた今、もう記憶にございません笑。終わり方も少々物足りなかった(角度によってはジミンに似てるな…)

妹は執拗な掻き回し(担当)で邪魔臭く、姉はすぐ感情を露わに、バックアップもまともに出来ない理系サイバー班というキャラ設定もイマイチ、今や班長だと?…

ジョーダンの恋、無理矢理にも程がある。クォンも当初そんな簡単に外連れ出せちゃうん?とか色々気になる所があり過ぎて…

そしてあのお面、ポップカルチャーのアイコンとして経済効果狙ってる思惑が見え隠れしてたけど、イカゲームの二番煎じっぽいよなーとか本題からズレた感情に時折り意識が持っていかれたのは、スムーズに配信されず、待ってる間に熱が冷めてしまったのもあるかもしれない。。障害が起きたのか知らんけど配信デザインってのも大事だなと思った。(そこは全配信終了後に観ろよって話なんだけど ˊᵕˋ; )(リアタイが無理な体質という事が本作で確信に変わったჱ̒ ー̀֊ー́ )

豪華キャスト陣に最高の音楽、興味深いテーマで総じておもしろかったけど、詰めが甘いというか疑問点が多くて少々勿体ないなーという感じDeath。案件であろう車はめちゃカッコよかった。
トム

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