りゅーえぬ

9ボーダーのりゅーえぬのネタバレレビュー・内容・結末

9ボーダー(2024年製作のドラマ)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

気張らずみれて優しいストーリーが好きでした。松下洸平は如何にもではあったけど沼ると表現されるその魅力は十二分に伝わりました。
ー毎日ここにいなきゃっていう理由をいくつも考える。
父、母、弟、カリン、家、経済的なこと、部下、友達だっていう人や仕事。それを全部捨てることはできない。
でも、あの街にしかないものが、七苗、毎日想ってるよ。七苗のこと。

(第1話感想)
つい川口春奈、あんだけ可愛くて本人も彼氏欲しがってたらまわりがほっとかんやろとか思っちゃうけど、、意外とああいう恋愛下手な人って今多いのかもしれんね。三姉妹それぞれの悩みは分かりみで、海外放浪して自由気ままに生きつつ会計士でちゃんと働いてでも愛した人とは上手くいかなくての木南晴夏も良いし、二択を迫られ続ける人生でお姉たち見てても幸せって思えないんだよって思っちゃう畑芽育も分かる。
右手の中指に指輪してる女性、ちょっと気位高そうとは思っちゃうけど、気位高いのは素敵なことだしそのままでいいのにね。結婚してるのが普通、子どもいるのが普通、って誰がそう言う訳でもないけど、そういう外圧があって左手の薬指に付け替えちゃう気持ちは何となく分かるけれど。
歌を聞いてくれた、傘を差してくれた、一緒に桜を見てくれた、人に好意を抱くきっかけとか信じる理由ってそういうことでそれだけでいいんだよね。高度経済成長期やバブル期と違って、将来が良くなるイメージが湧かない時代で何を信じていいか分からず無関心に無頓着に生きているように見られがちかもしれないけれど。マッチングアプリで簡単に繋がれる時代で、何を以てその人を大切に思えるのか、一緒に桜を見てくれたは結構素敵だなって思ったりした。
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