鈴木岳大

ハウス・オブ・カード 野望の階段 シーズン5の鈴木岳大のレビュー・感想・評価

4.2
最後の3話はとても濃密で盛り上る。
全てが敵に見え、裏切り者に思える。
そんな中でも勝利を勝ち取るため、権謀術数の数々。

しかしキャサリンに対しては、やり過ぎた感が否めない。話が続かなくなり、チープに感じてしまう。

クレアのトムに対する仕打ちは、とうとう彼女も一線を越えてしまい、物語が面白くなって行く予兆を感じた。

大統領のフランクと副大統領のクレア、夫婦関係ではあるが、後半ではほぼ他人であり、駆け引き相手になってしまっているところを見ると、妻が夫を支え、二人三脚でやっていたシーズン3辺りまでが見ていて良かったかな。

そして、最後は思っていた展開とは異なり、次のシーズンへ続く付箋もあり...。
しかし、フランシス·アンダーウッドことケビンスペイシーは降板のため、このシーズンで最後へ。
こんな終わり方あるの?