とにかく韓流ドラマは長い。
その長さにどこまで己の気力が続くか·····。
韓流ドラマの根底に流れる「恨ハン」の文化が、もう勘弁して下さいと観てるこっちが根をあげる位に、あの手この手でてんこ盛りに怒涛の如く続く。
天使の罠はまさにその流れを汲むドラマ。
胸焼けする様な展開の連続。にもかかわらず最後まで鑑賞出来たのは役者のキレまくりな演技があったから。
ジヒの序盤のお嬢様ぜんとした可憐な演技から後半にかけての執念に満ちた発狂ぶり。
テジョンのどこまでもクズ野郎でそれでいて庇護したくなる子犬の様な頼りなさ感。
それに輪をかけ脇の役者陣の濃ゆい事濃ゆい事。
皆さん最後までキレッキレ。
観てる側も耐久レースに近い状態になりつつ、ラストのテジョンの演技には泣いた。
ご飯時のお供に1話ずつ気楽に鑑賞がおすすめ。
