いわゆる日常の謎もの。原作はおそらく、ここで一連の事件として紹介された全てが連作短編になってるんだろうな。スペシャルドラマなのでその枠はなく、最初の事件と、もうひとつを柱に持ってきている。
ハルさんは娘がまだ幼い時分に妻を飛行機事故で亡くし、以来人形作家として細々と活動しながら男手ひとつで娘を育ててきた。今日はその娘の結婚式だが、果たして自分には花嫁の父を名乗る資格があるのか自問自答し、家から出ることができない。そこで、困ったときに姿を見せる亡き妻に来し方を振り返るよう促され回想する形式を取る。
正直言って、なんでハルさんがこんなに悩んでいるのかが分からない。そこが一番の謎だわ(笑)。
