ストーリーもですが、これはやはりオートクチュールの服と、そしてその時代のデザイナーや写真家など大きいくくりでのファッションついて知っているとよりよくわかる気がします。
ビリーがパリに出て写真を撮るシーンでは、パリ市庁舎前のキスやオードリーヘップバーンが手に風船を持っている写真など、既視感の否めない写真が多く興奮しました。
そして衣装について。40年代ならではの特徴的な肩をいからせたデザイン、胸元辺りの飾り。コートに関してはちょっとわかりにくいですが。。そして代表的なニュールックと呼ばれるこの優美なドレープのドレスたち。回っているシーン最高。ヴィンテージ好きにはたまりません。
次に登場人物。この時代の人たちを参考にキャラクターが作られていてうわあああっと一人でなっていました。。
調べ次第更新しますしあくまでも推測で間違っているかもしれませんが、
ブランド"ポール サビーヌ"…Christian Dior
富豪…マルセル・ブサック(木綿王、馬関係の方が有名かと)
兄…ディオール？(彼が一番のオリジナルキャラクターかも…)
弟…ディオール+サンローラン?(兄弟合わせてディオールかもしれません)
母…カード占い師ドライエ夫人(ディオールを支えた方です)
ビリー…ロベール・ドアノー？(マグナム関係かなとも思いつつ…)
雑誌の編集長…ハーパースバザーの編集長、カーメル・スノウ(ニュールックと名付けたことで有名)
もう一度この時代のデザイナーについて勉強し直したい！と思いました。
また恩師に会った際にはこのドラマについて話したいと思います。笑
長々と書いてしまいましたが、ヴィンテージ好き、特にニュールックや40sあたりの服が好きならば必見です。衣装がよすぎた！
