パッツ

オレゴンから愛のパッツのレビュー・感想・評価

オレゴンから愛(1984年製作のドラマ)
5.0
初めて観たとき主人公の明と同じくらいの年齢でしたが、物語全編に出てくるオレゴンの雄大な風景に感動してアメリカってすごいなあと夢中になったのを今回久々に観て思い出しました。

明が一緒に暮らす宮内家の人たちが当時観ていた「大草原の小さな家」の家族と雰囲気がリンクして。なかでも古谷一行が髭をたくさん蓄えた風貌がいかにも現地にいそうな人という印象で渋いと幼心にも惹かれたなあと。

いま改めて観てみると、明の子供ながらにいろんなことを感じて、考え、決断する姿に感動したり…
母親を捜す義理の父娘の話で、明が懸命に走って車を追いかけるシーンとか涙が止まらなくなりました。

余談ですが、寺泉憲演じるコウジが英語と日本語を混ぜて話してて、スーツ姿でさわやかな姿がかっこよくて憧れました。
舟唄を歌うシーンがやけに印象深く頭に残っています。

アメリカを舞台にしたドラマだなんて、あの日本が急成長していた時代だからこそできた作品なのだろうなあ。
大人になった今、ふたたび観ることができてよかったなあ。
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