黒人差別が根強い1900年代前半に洗濯女から一大事業化までになった女性の物語。
黒人である事、女性である事、そして学歴もない、綺麗な容姿でもない、何重もの苦境を、自分の思い描く世界に向けて突き進む姿からパワーを貰える。
ドラマの中では、黒人社会の中での男女間や肌の色による差別もでてくる。程度の差こそあれ、いつの世も、他者を差別する事で安心感や優越感を得るのは変わらないことを改めて感じる。また、女性が、女性らしさ、旧来からの固定観念の中で生きようとする姿も描かれている。
主人公がそれらにとらわれず、生きる姿は、実話ベースであるが故に、一層力強く感じる。
