めちゃくちゃ海に行きたくなる。
めちゃくちゃクラブに行きたくなる。
めちゃくちゃ太陽の下で音楽を聴きながら踊りたくなる。
この状況下の夏目前のタイミングで観ているせいもあって、めちゃくちゃ掻き立てられる作品。うぉぉぉぉぉ。
これは、ボクサーを主体に観るととても素晴らしい作品になる。
なんていい男なんだボクサー。めちゃくちゃかっこいい。俺もこういう男になりたい。
クラブの中に家があるって鬼強いよなぁ。俺も次の家は鉄の扉にしたい。
ボクサーは映画観る時は眼鏡かける。なんて可愛いんだ。
ボクサーはSEXする時にネックレスを外さない。ワイドだから。
知的なワルが1番かっこいいってことを再認識させてくれたりもする。
事が終わった後に、ベッドでその人に初めて自分の生い立ちとか、今考えていることをオブラートに包まず素直に話す。これもある意味SEXがもたらすものである。
10代後半で今これを観て何か掻き立てられた人はそのまま行動に移したほうがいい。
それがイビサじゃなくてもどこでも。俺の相方はそれでハワイに行って色々学んで今は立派に働いてるし、人生をずーっと楽しんでいる。衝動に嘘を付いてはいけない。音楽好きならもうそういう性分だ。
物語の半分で今こんな感じ。スペインに行けってことかな？弟が羨ましい。
「涙と性的興奮は一度に来ない」、これはパンチライン認定。脚本家の弟子入りしたいぜ。日本にもこういうライン書ける人おらんのか。それでいいん？
「君は逆境の時の対処法が分からない」「今は逆境だ」「逃げるな」これもパンチライン。ボクサーよ、どこまでプロップス上げるんですか？
「若い頃の愚痴は聞きたくない」これもスマッシュヒット。まぢでリリシスト過ぎるボクサー。
そして、そんなボクサーが仕えるアンドレウ、この人もまぢて痺れるほどカッコいい男だ。
女性の裸が沢山映る作品ではあるけど、これは男性達にフォーカスを充てて観て欲しい作品。
本当の自分を見つけるための障壁が家族に居る、これは恐らく万国共通のデフォ。
ゾーイは主人公なんだと思うんだけど、あくまでストーリーを進めるためのガイドの役割で、もう一方でやっぱりアレックスが主役なんだよなぁ。最近こういう男が、俺の周りにはいないのが哀しい。今年も沢山の出会いを願って。
真剣な話をしてても、ロケーションや気候やそれに適した服装要はリゾート下で行われているせいで、そこまで重くなく見える。そして何より音楽だ。音楽が1番凄いと思っているのは少数かもしれない。眼に見えないのにこんな力がある。つまり常識を覆せるのは音楽しかないと思っている。多分、これも少数派だ。でもあえて言わせてもらうけど、音楽は魔法なのだ。陽に転じる感じがまぢでハワイに行かせてくれよコロナ。
うちの会社の大事な会議もハワイでやったほうが絶対良い判断出来るし良い結果が出るな。
社員旅行、行ってウェイしたいな。
直径はデカいのにめちゃくちゃ細くてやたら高い位置にあるハンドルに惹かれる、これも七不思議に認定しよう。俺は叔父のトラクターの運転以外で触った事が無いので何故だか今無性にそいつを握りたくなっている。
主人公（ゾーイ）に1mmも惹かれずに最後まで見れた個人的に稀有な良いドラマです。
でもまぁ、どんな物語も、誰が主人公となるかは視聴者それぞれだもんね。
みんながボーカルを好きでそのバンドを応援してるわけではないんだよね。
それを言うとゾーイ。頭よりも手を動かさなきゃいけない状況で心の話をしちゃう君。そしてそんな声に耳を貸すボクサー。俺には出来ないよ。「話は全部、終わってから聞くね」って言うよ。ここが俺とボクサーの大きな差だ、優しさの器のサイズが違う。君もエモの分類か。インテリエモがインテリヤクザと同じくらい最強なことをさては知っているな？
そして土砂降りの中、土の中に死体を埋め終わってキス。わかるよぉ。そしてそのまま死体を埋め終わった土の上でセクロス。これはまだ未経験だよ。
あと、とてもCOOPERに乗りたくなる作品でもある。日本のドラマももっと車上手く使ったほうがいいぞ。まだやりようあるぞ。
総じていえるのは、アクセルとボクサー、この2人はキャラやビジュアルは真逆だけど、危険に惹かれるというこの作品の大きな根幹が共通項最大公約数であるという点において、紛れもなく主人公の2人なのだ。スペインにまだ俺たちJAPは足下にも及んでいないな。くっそっ死ぬほどかっこいいなおい。
そしてこの感想文を書いた後に脚本がペーパーハウスを書いた人と同じと知るというこのカルマよ。事前に予習しないからこそ感動が倍増するということを肯定してくれているということでいあよね。ありがとう。
この作品のおかげで、もうわしの夏の夜は始まったようだ。
ずっとオレンジ色の中で生き続けたいね。
ペーパーハウスの最後はこんなクソな終わり方にしないでくれよなっ
