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サンクチュアリ -聖域-のKTMのレビュー・感想・評価

サンクチュアリ -聖域-(2023年製作のドラマ)
4.8
まずオープニングがめちゃくちゃにカッコ良い。国技である相撲へのリスペクトはありつつ、相撲の良いところも悪いところもありのまま描かれているのが良かった。監督はザ・ファブルの江口カンなので、アクションシーンは相当見応えがあり、相撲が格闘技であることを痛感させられる。
本作が初主演の一ノ瀬ワタルは、これドキュメンタリーですか?と思うくらい演技にリアリティがある。俳優歴は長く、誰もが知ってる作品にも多数出演していたことに驚き。自身もかつて格闘家を目指して修行した経験があるそうで、主人公と人生が重なる。
あとはやっぱりお帰りなさいピエール瀧!この手の作品には欠かせない。ヒロインの忽那汐里もナイスキャスティング。面倒くさい系帰国子女を好演している。
そして、演技未経験者の元力士が多数出演しているのも見所の一つ。私が特に驚いたのは、主人公をいびる先輩:猿河が演技初挑戦だったということ。上手すぎるやろ!俳優陣もこの作品のために身体を仕上げてきており、プロ意識がすごい。続編も楽しみ!
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