これは、柄本佑の映画とも言える、、！
吉岡里帆より中村倫也より、柄本佑に目が行った。
派遣アニメだと思っていたら覇権アニメでした。アニメ業界の派遣社員のつらい物語だと思ってた！
少々アニメ業界に関わっていたことがあるのですが、こういった制作の現場は耳にはしていても目にしたことがなかったので、これだけ多くの人たちが昼夜関係なく大きなプレッシャーの元で作っていると思うとアニメも大切に見なければと思う。とはいえワンクールに60本とか今はやっててどれもこれも同じ熱量で作られているかは疑問。
日本の制作現場の過酷さ、給料の低さ、それでも下げるわけにはいかない日本のクオリティー。最近は中国が日本人を雇うことも多くなってきて、中国アニメも力を持ち始めている。製作委員会方式なのも自由が効かない且つ下請けが儲からない仕組みな理由の一つ。
それましたが、「監督はすごいです。頭の中の世界を位置から作り出す神様みたいな存在」というセリフは目からウロコ。そうだよなぁと。
辻村深月もすごい。
作家でありながらアニメ業界を調べ上げ、アニメの制作まで描く。
いや、すごい。
それぞれのアニメをどこの制作会社作ったのか、どの声優さんがやってたのか、エンドロールをこんなに楽しみにすることもあまりない。
監督の人間的な成長とかは正直あまり興味わかなかったけど、業界の一端を垣間見れて面白かった。
