不本意ながら海兵隊の職を失ったジェームスは愛する家族を支えるため、
友人の紹介で民間の軍事組織に参加するもそれは非常に危険な任務だった話。
異国の地で孤軍奮闘するタイプのジャンルムービーとなりますが、
本作はアクションに重きを置くというより、みんなそれぞれ帰りを待つ人や何かのために命を懸けているという部分が垣間見えるお話作りになっているように見えました。
特に下水道で襲ってくるあるモブ敵にも家族がいるという描写があり、恨みがあったわけではなく任務遂行のためという悲哀もあり、ちょっとここはウルっとしてしまいました。
出演者についてはいつもクリス・パインの年齢が良く分からなくなります。
本作を観る要素にベン・フォスターがいるという点がありますが、いつも通り可哀そうで満足しました。
特捜部Qでお馴染みのファレス・ファレスや駄目なジャックバウアーなキーファ・サザーランドなど案外キャストも充実していて満足です。
なんとなくトムクランシー原作のゲームやってる感じがするシナリオでしたが、可もなく不可もない映画なのでお暇なときに鑑賞しても良いかと思います。
