"最悪な奇跡"
今年最大級に期待していた本作。
"スペクタクル"という言葉が似合う!!
本作は、見世物になる/する ということ、映画を撮ることがテーマにある作品。
ジョーダン・ピールらしい、捻りを効かせた展開で今まで以上にジャンルを無視している。
それ故、『ゲットアウト』『アス』のような作品を期待してると期待はずれかも。
私も本作に裏切られた1人だけど、裏切られて良い!!もっと裏切って!!って思うほどに全てが映画的で、映画を撮ることの喜びを監督から感じ取れた。
散りばめられたモチーフは多過ぎて、1回では消化しきれないからあと2回くらい観たい。
映画の最初、アナログ、ハイテク、SF、ホラー、西部劇、コメディ、アニメ。
それら全てがバラバラに散りばめられたストーリーと結びつき、線になってるのが最高。
映画の歴史と重なる疾走シーンはアガる!!ウエスタン!!!