ゲット・アウト、アスと比べると隠喩やメタファーが分かりにくくて、作品を通してのテーマが何だったのか測りかねる。
ジョーダン・ピールはもっと直接的な表現してくれたほうが嬉しい。
とはいえ湿っぽくて奇妙な雰囲気はこれこれ〜！って感じ。
実際の事件をオマージュした猿大暴れ血祭りシーン超良かった。
UFOの正体、姿もかなり好き。
妹の"アキラスライドブレーキ"シーンは最高だった。
過激なもの、見たことないものを見たい。という欲求の危険性。
相手を見る、視線を向けるという行為の持つ攻撃性。
このへんをうまく描いていて良かった。
UFOに対して、逃げるとか倒すではなく撮るという目的で動くのも面白い展開だったな。
時間をおいてまた観たら違う感想も抱きそう。
