うーん、直木賞を取った原作とはあまり思えない映像化。
原作未読だから映像化に責任があるのかもしれないけど、話の肝をファンタジーにしちゃうと急に薄っぺらく感じる。
キミスイとかセカコイはかなり稀なケースだけど現実世界で起きうる話。
対して、君は月夜とか本作は起こり得ない話。
marvel的な絶対起こり得ないことを重ねまくった作品は、もう現実世界とのリンク点で心揺さぶられることを期待してなくて、「もしそんな世界があったら」で没入してるからすごく良く見えるんだけどね。
リアルとファンタジーはミックスしちゃいけないね。。
まぁ、テルマエとかはそれを全てぶっ壊した面白さがあるからいいんだけど。