だ

アリのだのネタバレレビュー・内容・結末

アリ(2016年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

雰囲気が雰囲気だったので厳かな気持ちで見たけど、鑑賞後のあらすじとジャンルを見て困惑。
彼女のことを考えている時か、自分に入ってるときのBGMが不穏。

内気、健気な少年。?
最初のシーンを見ると変わりたいんやろなと思う。気にしてるのを悟られたくない時のムーブ。

読んでいた本、部屋からわかる古代エジプトへの執着。
好きな女の子を目で追っては、減量への努力とラブレター。ラブレターのシーン 完全に蛇語に目覚めるハリーだったよ。怖。
一言言わずに紙食べて”頑張った”の字幕はギャグ?
あの場でアレを読む自分を抑えた→頑張った、なのか、一発芸→頑張ったなのか理解が追いつかない。
最初は言葉を飲み込んだと思ったけど。

一発芸ってことにしよ、スベったけど拍手というリカバリー(あいついい奴)で彼女の笑顔が見られて結果オーライ!ってことにします。
陰湿思考なので、この後に陽キャが「また紙食べてよ笑」といじめがはじまるんじゃねえかと少し怖い。

前向き感情が得られたのはいいことだと思う。そこは良かったね。
でもこの、紙を食べて拍手を得られた、っていうプロセスはどうなんだろうか。

reticent▶︎adj:寡黙、口の重い、控えめな。
だ