ハヤト

Souda Kyouto He Ikouのハヤトのレビュー・感想・評価

Souda Kyouto He Ikou(2008年製作の映画)
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19歳の少年3人がママチャリで東京の葛飾から京都の金閣寺まで行くというロードムービー。この旅は、もう戻ってこないあの時をありありと見せ、人に郷愁を誘い、羨みや憧れを少しだけ覗かせてくれた。
勿論想定内な事も想定外な事も起きる。
それでも彼らはお気楽さと笑いを忘れる事なく進み、人の助けを借りて無事京都まで行く。
ゲーテの言葉通り、目的地ではなくこの3人で行く道中が旅であって、もう2度と戻らない時間を記録した。

怪我なく到着した事にホッとしたのと同時に、人生に必要なものを教えてもらった気がした。素晴らしい作品でした。
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