ひじり

3653の旅のひじりのレビュー・感想・評価

3653の旅(2021年製作の映画)
2.5
スタッフワークが気になり過ぎる作品

カメラカットの雑さ
画面切り替えの下手さ
突然始まる大事なシーン

キャラクター衣装やメイクもチグハグで、急にチークが濃くなったり小学生みたいな格好したりする凪ちゃんの二次元感がすごかった。
でもこれはスタッフワークの悪さだと思う。

演者さんは悪くなかったけど、飄々とする男性のキャラクターチョイスもやや謎。めちゃくちゃ惚れっぽいし何故そこまで余裕ある感じなのかもよく分からない。芝居にあざとさすら感じた。

テーマはなかなかに触れにくい題材だけれど
震災ではなくそこに生きる人、生き残った人に
焦点を当て切っていて良かった。
コンビニのシーンなんか演技も相まって
凄く良いシーンだったと思う。

惜しいというべきか、力不足というべきか、
併映する作品がこちらよりも良すぎて
後味をより悪くさせてしまった…
ひじり

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