通りすがりのいがぐり

“それ”がいる森の通りすがりのいがぐりのレビュー・感想・評価

“それ”がいる森(2022年製作の映画)
3.0
今回はいつもと形式を変えたただの駄文なので読まなくていいです。

アメリカのどこかにある小さなアパートに1人の男がいた。男は脚本を書いては世界中の配給会社に売り込むものの鳴かず飛ばずの日々を過ごしていた。自分でも何年こんな事してるのか分からなくなってきたある日のことだ。疲労が溜まった男はハッパを吸って一服でもしようと思い嗜好用の大麻を購入した。「大麻合法化万歳!」男は法律の喜びに耽りながら一服した。気分が良くなってきた男はパソコンと面を向い合い物語を創り始め気づけば朝になっていた。書き上げた事による過剰な興奮状態の男はその脚本をどことも知らぬ場所に送りつけて異常な空腹感を無理矢理補った末、丸2日眠りについた。
寝起きの男が最初に聞いたのは電話の着信音だった。固定電話の受話器を取り電話口の声がこう言った。
「やあ!私は日本の配給会社松竹のトップなんだが、君の脚本をすごく気に入ったよ!是非リングの中田秀夫監督で撮りたいから話をしないか?」

と言った過程で生まれたであろうなとんでもねえ代物だったわ。もうネタバレも何もできんけど本当にバカな展開ばっかりで腹は捩れるくらい笑ったしそれの正体の明かし方がとんでもなく馬鹿馬鹿しくてこれもまた腹抱えて笑ったし終盤の「私はバカです!」と叫びながらおっぱじまるクライマックスには更なる抱腹絶倒は待ち受けてるしでもう腹筋を殺しにかかるほど笑いをとりに行く姿勢には拍手を送りたい。そんでこれを撮ろう!とGOサイン出した松竹と中田監督は暫くの間落ち着いてほしい。まだ笑えたからいいけど笑えなかったらおよそ107分間の地獄になってたからね!

1900円をドブに捨ててでも笑いたい方は是非この爆笑必須の馬鹿馬鹿しいしコメディー映画を観てほしい。おそらく令和の伝説になる映画なんでね!!!