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恋する惑星 4Kレストア版のいちのレビュー・感想・評価

恋する惑星 4Kレストア版(1994年製作の映画)
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オールナイト上映でみた1
ストーリーは詩的だし、カメラワークも独特で不思議な感覚。
混沌とした世界に磨きをかけるノリノリ爆音な音楽も印象的で、耳にうるさく響くのに登場人物はみんな孤独なひとたちだった。
よく分からない所含めてこちらのセンスも問われてる気がする。


前半、パイナップル缶の賞味期限に意味を持たせて、「パイナップル好き?」って口説いて、ネクタイでヒールを磨く金城武、エモーショナル。私がなんか良いなとおもった金城武はテレビ観ながらノールックで机の上にある食べ物つまむところ。パスワードのダサさも良いね。謎の女性は最後まで謎のままだった。

後編は、家侵入女に対して警官なら逮捕しろって思うのにデート誘うのが流石に意味不明の世界だった。
フェイの加速する恋心と、663の元カノへの気持ちの変化、2人の新たな恋の予感と共に部屋も色々変わったね。こわい。

あの映像美と詩的さはもう少し多感な時期に出会ってたら間違いなく何かしら影響受けそうではある。
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