龍

あいたくて あいたくて あいたくての龍のレビュー・感想・評価

4.0
軽やかなコメディ。長めのSEXシーン。改めて、城定秀夫、今泉力哉はいまおかしんじの系譜にあると実感した(今泉作品はエロはほとんどないが)

トークショーで監督本人が森田芳光のパクリ笑と仰る通り、令和版『(ハル)』と呼べるようなメールでのやりとりからの淡い恋?のような展開。荒川に架かる橋の立体交差、何度もすれ違うふたりが最後の最後にツェねずみ片手に出会うシーンからのラストのフレンチキスは人と人との触れ合いの尊さのようなものを感じた。

主演の面々をはじめ脇を固める松浦祐也や川瀬陽太のキャラクターの可愛らしさが全面に出ていて、わりとシリアスな人物設定ながらとても入りやすい。『れいこいるか』のセブン大好きヒロシさんがタイ料理屋で出てくる場面は自然と微笑んでしまった。

ネズミ顔の家具職人がツェねずみ、オツベルと象からのパオーンSEXシーン。いまおか先生やりすぎじゃないですか笑
龍