Q

呪い返し師―塩子誕生のQのレビュー・感想・評価

呪い返し師―塩子誕生(2022年製作の映画)
1.0
突っ込み所満載の映画。監督のせいか、大川隆法さんのせいかは分かりませんが、素人感満載の脚本と演出。(監督のせいじゃない事を祈ります。)
途中の歌がかなり邪魔します。歌が流れてる時の映像が、古くて安っぽいカラオケ映像みたいな感じです。
最初のお祓いの時に、「私も世界の真実?が知りたいです。」って、それは唐突過ぎて宗教観を感じました。
ご都合主義で、何か起こる時は必ず7の付く日。なんでやねん!
DV編では、喧嘩の声が外に聞こえるシーンが不自然だし、高校生に「私がなにか力になりましょうか?」で子供の頷きだけで、展開が進む。えっ?って感じです。
最後の天道翼編では、いち社会人がなぜ学校の子達の情報を知ってたのか謎。
塩子召喚の時も、どうやって皆集めたの?って感じです。
演出に関してはこんな感じで、いらないシーンを削って、そこに至るまでの描写などを詳しく差し込んだほうがいいと思います。
内容としては、なんでもかんでも呪いのせいにし過ぎです。
今は呪いの時代←いや、昔からそうです。
嫉妬や妬み、傲慢さなどそれ自体は呪いに非ず。
負の感情全てが悪いわけでは無く、その感情をどの方向に向けるかが大事です。
原作が大川隆法さんという事で、仏陀や鬼、天狗に関してはもう少し勉強した方がいいですね。
塩で払えるのも、仏教観を持ってる人にしか効かないし、鬼や天狗はそもそもそういう存在ではないです。
エンターテインメント性、メッセージ性、整合性すべて中途半端でした。
Q

Q