このレビューはネタバレを含みます
織田信長の歴史から大きく逸脱はしないけど、濃姫とのラブストーリーをメインに描いた作品。
かなり重要な出来事も夫婦の絆を深めるイベントとしてさらっとやる感じなので、歴史ファンは物足りないかも、、、
わたしは戦国武将乙女ゲーに身を投じてた女なので楽しめました。
特に前半は、オラオラでやんちゃな信長に嫁いだ美女濃姫が、メンタルもフィジカルもつよつよのおもしれー女っていう韓国ドラマみたいな展開でよかった。
初夜に信長を組み伏せるところめっちゃ笑った。
金平糖を取り返すために、貧民街に乗り込み貧民たちをふたりで殺戮するところらへんからちょっとよくわからなくなってきた。
そこは自分がおさめる国の現状を知って、なにかを決意する展開じゃないのかよ。笑
明智の謀反は「解釈違いです！！やめてください！！」と公式にリプするオタク的で新しくていいなぁと思った。
ラスト、あ！信長が生き延びて南蛮に渡った説の方で行くんだー！濃姫めっちゃ楽器上達してる！わー元気にダンスして赤ちゃんまでできて！振り切ってていいなー！ご都合主義最高ー！って嬉しくなったんだけど、やっぱりそんなわけもなく悲しいエンドでした。
魔王化してからの信長にはやっぱり眼力とかすごくてかっこよかったんだけど、あの最初のダサダサでかわいい信長に会いたくなりました。
キムタクさんはやっぱりすごいしかっこいい。
じゃじゃ馬なキュートさ、凛とした強さ、儚げな美しさを表情でみせる綾瀬さんもすごい。魅力的な濃姫でした。
総じておもしれー映画でした。
