このレビューはネタバレを含みます
1の時にあった学校インタビューが足されていて、その分ピーターが誰の記憶にも残っていないという現実がより辛く感じた。正直コアなファン層しか観ないと思うが、初見の人には間延びしているように感じてしまうと思う。
1番嬉しかったのは本編前の3人の会話で、ピーター3返してもらえて良かったね、とほっこりした。前バージョンが好きだった人は、今作も絶対に映画館で見るべし。
追記:他の方の感想を見て思い出したのだけれど、追加された場面で、最終戦前のアンドリュースパイディのやり直したいことが沢山あるというセリフに、トビースパイディが今がセカンドチャンスだと返すので、アンドリュースパイディがMJを助けるシーンがより泣けた。
大分今更だが、ヴィランズの治療と更生はもちろん、トムホピーターが掛け合ってネッドとMJのMITへの道を切り開いたことも、トビースパイディの肉親が殺されて復讐に逸るトムホスパイディを止めた行為も、アンドリュースパイディの落ちていく彼女への助けが今度こそ間に合ったシーンも、忘却の魔法をやり直して世界を正すことも、ストレンジ先生がファーストネーム呼びを求め直すことも全て含めて、今作のテーマは「セカンドチャンス」だったのだな、と思った。
あと、ネッドがストレンジ先生の冷蔵庫を開けたら不気味な生き物が居た、というシーンはもしかしてBBCシャーロックのオマージュだったのだろうか。前バージョンの時は全く分からなかった。もう1回くらいは映画館で鑑賞したいと思う。
