KEKEKE

探偵マリコの生涯で一番悲惨な日のKEKEKEのレビュー・感想・評価

5.0
- ばかで真面目でおもしれーめちゃくちゃ好き
- 新宿って風あったんだ、からのシーン、岬の兄妹のうんこプールに匹敵する超絶名シーンかも
- コロナと地雷のエクスプロージョン
- アナーキーインザ1k

- マジックミラー号ってこうなってんだ
- 見る側と見られる側、見たいものと見たくないもの、均等じゃない関係を戯画化する技術本当にすごい
- ぐぅーーーってなる
- AV女優の親のことって今まで考えたことなかった
- 誰もががマジックミラーの向こうにいることを知っておきながら見ようとしないもの、そういう存在の描き方が秀逸

- 地雷忍者るるの失恋っていう、この映画の公開と同時期に連載が始まった漫画があるんですけど、それと共通のモチーフが多すぎて不思議だった
- 歌舞伎町、地雷系、ホスト、殺し屋、ヤクザ、忍者、こんなに一致することってある?
- こんなにバラバラなモチーフを纏めてもなんとかなってしまう歌舞伎町という街の包容力、そしてそのカオスを物語に昇華する脚本陣の力量、すごい!

- 矢部太郎が本人として出演しててそんでリーゼントだったのなんだったんだ
- あと矢部太郎の眉毛が晋平太と全く同じ形してることに気づいた

- 強烈な風刺とユーモアに富んだ一切無駄のない哀愁のオムニバス
- 狭い界隈のイシューを宇宙のスケールに巻き込むことで、先の見えない日本、その縮図である歌舞伎町に天からの救いの手を差し伸べようとする作品
- そういえばあの妹もマリコだったよね
- 邦画普段あまり観ないのだけど希望の光と言ってもいいんじゃないかと思える作品
- これは間違いなく日本人しか撮れないし、邦画である意味がちゃんとある

- ただ探偵である意味は全くなかったのと、もっとシリアスでも受け入れてた
- シリーズ化するなら楽しみですね
KEKEKE

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