ささ

ザ・ウォーターのささのネタバレレビュー・内容・結末

ザ・ウォーター(2022年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

言い伝えが曖昧であるから、人によって解釈が違う面白さを感じた。
洪水に対する自然的脅威や恋愛の環境の変化に対する不安感など普遍的な要素に当てはまるから、人の成長段階で言い伝えが当てはまるのかなと思った。

漠然とした不安を言葉や形にする事で冷静に判断できるし、言い伝えは危険から守ろうとする要素があると思うから、それが形を変えて伝わっていくというテーマを持っていたのかな。

また、形は違えど祖母や母親の様に成長の段階を経験している人々から娘は自然と学び、自分自身の解釈で乗り越えていくのかなって思った。

女性の感想が聞きたくなった。
あと角のある聖女が誰なのか知識不足で調べられない、、

男性は鳥籠の鳩の様に偏見と軽率さ、不器用で窮屈なイメージが残ってしまった。
逆に女性は自信がある印象。

行動に出ずに終わる事に違和感は感じた。
親離れについてももっと描いて欲しかったかも。
ささ

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