仲間🎬
ストーリーは少年院を出所した主人公が、半グレ集団との抗争に巻き込まれていく姿を描いた作品でした。今作は2009年に品川祐監督により映画化された『ドロップ』（2009年）の後日談にあたる作品です。正直な感想として喧嘩・青春・仲間・死、今作で描かれているどの要素もヤンキー映画のテンプレにぶち当たっており、オリジナリティがなかった点が残念でした。世間的にヤンキーは"バカだけど根はクズじゃない"と表現される事が多いですが、生きる中で人に迷惑をかける事は仕方がなく当たり前のことですが、常識の範疇を超え本人が意図ないとしても人に迷惑をかけたり、圧を感じさせるような行動を取るような事自体が害悪であり、真っ当に生きる事が当たり前であるにも関わらず褒められる意味が理解できません。今作の主人公たちは、人として超えてはいけない一線を超えなかった事が唯一の救いだと思いました。
