このレビューはネタバレを含みます
子供が演技力高いのが唯一の評価点。
この作品は庭に埋めた死者が生き返るという「ペット・セメタリー」
みたいな内容。
しかし、そこに死と生の概念、歪んだ家族愛みたいなものは、
何一つない。
一度死んで生き返ったやつが一番、邪悪ですよとは、最初から言っていて、実はそれが息子でした。というオチ。
そのミスリードのために、死んだ母親を生霊、霊能力者、教祖など設定をてんこ盛りにして、時間かけて追っていく必要はあったのか。
生い立ちをやるにしても、何一つ怖いシーンはない上、
主人公との馴れ初めも不明。どこに興味が湧くのか。
そもそも、この作品においての怖いってなにか知りたい。
主演の俳優の演技が一番、怖い。これで大丈夫なのか。