左のポッケなチューインガム

ミステリと言う勿れの左のポッケなチューインガムのレビュー・感想・評価

ミステリと言う勿れ(2023年製作の映画)
3.0
テンポよくサクサク進む謎解き。
現代的なツッコミ感覚とセリフ回しが良くて、その言語感覚がうまくこちらの気持ちを代弁してくれてる感じもありいっしょに謎解きしてる感じが楽しめた。

菅田将暉はさすがです。横溝正史の金田一に並ぶキャラクター。
誰もが楽しめる昔ばなしのような感覚でした。


ここからネタバレ




雑学と思想をサラリと混ぜながらボソボソと話す整くんは良かった。
鬼と狩集家の伝説?は分かりやすいけど遺伝的な要素をターゲットにしたのはちょっと微妙。

天パ✕色白、生まれながらにして職業が決まってる家系、とか
途中ぶっこんでくる女の幸せ論とか、
差別の歴史を暗示してるのかな
ちょっとお説教として耳が痛いところもあった。
こういうのおかしいよね、でも人間社会ってそんなとこあるよね
みたいな。
その点は考えさせられる道徳教材のようであった。

まさに劇中にでてくる例のDVDだけで全編理解できる親切設定。

アメジストからのパワーストーンは個人的には好きな話題ではなくて見てられなかった。まるでRPGの一場面のよう。

エピローグ
サラサラ金髪のガロちゃん?のあたりではすでに飽きててYouTube見てたので理解してません。