試写会へ
映像としてはすごく色の使い方が綺麗で好きだった。モノクロと制服の使い方と、なんかいいなって思える画だった。
役者さんの演技がどの方も素晴らしくて長めだったけどすごくスクリーンに吸い込まれた。
ストーリーは前情報なしに行ったので、序盤はSF？って思ったけど、それ以上の伝わることがあって、たくさん感じたけど、それを言葉にするのがすごい難しい。
整理する時間が欲しい！って思ったけど、時間があってもこの気持ちがなんだかわからないんじゃないかとすら思う感情。
全然主人公の女の子とは境遇は違うけど、でもすごくよくわかるし、心の痛いところに刺さってくる。
自分はちっぽけで、何にも変えられない。じゃあ与えられたことだけやってればそれなりでいいじゃんって思うこともあるし、他人に言われることもあるけど、でもそれだけじゃ物足りなくて、苦しい道を選んでしまう。結果的にその選択で潰れたとしてもきっとぼーっとしてるよりはいいんだっていうマインドになる。その方がいいっていう根拠ってないんだよなぁ。
自分のこと信じてくれる人ってほとんどいないけど、0っていう人もきっと居ないんじゃないかな。1はいるし、1いれば十分なんだなって再認識した。
全然気持ちがまとまらないけど、日々の小さな気持ちを増幅させてくれる映画だった。何度かゆっくり見て考えたい。
