S端子

世界の終わりからのS端子のレビュー・感想・評価

世界の終わりから(2023年製作の映画)
2.0
評判の良い世界系と聞いて期待してたけど、ちょっと無理なやつだった…。世界の命運が孤独な少女の肩にかかっているっていう設定は好きな部類なんだけど、ストレートでベタ過ぎる演出や台詞がどうにも受け付けなかった。夢を見ることで世界を救うっていうギミックも謎。伊東蒼の圧倒的な演技だけで観ていられた感じ。

絵に描いたような薄い悪徳政治家や汚いインターネットの批判的描写、悲劇的な売春描写はあまりに古臭く、気恥ずかしさすら感じた。あの死亡フラグ的な台詞はもはやギャグでは?高齢な監督なのかと思ったら、そうでもないのか。
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