エアジョーダン誕生に人生を賭けた男たちの物語。
大好きな企業ものの中でも意思決定の醍醐味を鮮やかに描いていてこれは傑作ですね〜
1980年代、まだシューズ業界では負け犬だったナイキが起死回生を狙ってNBAでは何ら実績のない新人のマイケルジョーダンと独占契約を結ぶまでのお話。
「これじゃ役員会を通らないだろ!」会社でよく聞くセリフに苦笑。
上場企業の意思決定っていくつも関門があってたとえ独創的なアイデアでも前例がないと却下されたり安全策でいってしまうものなのですよね。そりゃみんな自分の保身もありますからね。
そんな状況下でも諦めずに進んだソニー、そして前例のない事象に決断を下したフィルは立派でした!
あとジョーダンのお母様がやり手すぎて笑えました。今では当たり前となっている売上歩合を最初に提案したのはジョーダンのお母様だったのですね。
起業を目指してる人や企業で働く人には色々と示唆に富んだ映画だと思います。
「シューズはただのシューズではなくなる、息子が履けばね」