きみ

ゲキ×シネ「薔薇とサムライ2 海賊女王の帰還」のきみのネタバレレビュー・内容・結末

4.5

このレビューはネタバレを含みます

安心安定の劇団☆新感線のゲキシネ。
実は五右衛門ロックも薔薇とサムライも観ておらず、いきなりの2からの鑑賞だったのですが、それでもしっかり楽しめました。

幕間含めて3時間近く、息をつく間もないほどの、歌!ダンス!殺陣!!
気持ちの良いテンポで退屈する間なんてゼロなんですが、ちゃんと緩急があるので集中して見られます。

どのキャラクターにも魅力、見どころがあるのですが、今回私はパワフルな女性陣に釘付けでした。

天海祐希さん演じるアンヌは、立ち居振る舞いも、歌も、声も、全部が全部格好良かった。たった一言、ふとした仕草で場の空気を変える力強さがある人。また、女王であるアンヌ、怪盗紳士、アンヌとしての記憶をなくしているジャンヌ、その全部がまったく違って目が離せませんでした。

そして石田ニコルさんのロザリオは、いついかなる時でもキュートで、キュートで。どの角度からも見ても顔が可愛く、そして歌も上手いなんて最高!
レジスタンスになってから女王になるまでの、どんどんと強くなっていく姿も魅力的で、この舞台で大好きになりました。

結末はわりとすんなりあっさりとしたものでしたが、物足りなさは感じなかったな。
純粋に楽しかったです。
きみ

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