鯨の骨の海月のネタバレレビュー・内容・結末

評価低すぎない？
現代における都市と探索の映画としてめちゃくちゃ優れてると思う。ARの設定、記憶の扱い、そこに行かないと見れないのもうまい。追いかけるものは追いかけられ、過去の自分と切り返す。

元カノのショットの反復が構造的にいやらしい気もする。
「穴」であり偶像や対象aとしてしか捉えないものに対し、わたしのこと見えてる？ときく。1度目に会った時はマッチングアプリのヤリモクでしかないのが、再び会う時には相手のことをよくしっている。ここではじめて男と女の正面の切り返しが起こる。

さてこのあとで過去のあのと現在のあのの切り返しがあるのだが、その前の切り返しと同じショットで取られていることで効果が薄れている気がする。

変化を遂げたのはあのちゃんの方である。