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身代わり忠臣蔵のサトシのレビュー・感想・評価

身代わり忠臣蔵(2024年製作の映画)
3.6
河合勇人監督、ムロツヨシ主演のコメディ映画。

時は江戸時代中期。
江戸城内の松之大廊下で赤穂藩藩主・浅野内匠頭は、突然吉良上野介に斬りかかるという事件が起きた。
浅野は即日切腹となったが、斬りつけられた吉良も瀕死の状態に陥っていた。吉良の家臣たちはこのことを隠すため、彼にそっくりな弟の孝証を替え玉に仕立て上げる・・・。

【キャスト】
吉良上野介/吉良孝証:ムロツヨシ
大石内蔵助:永山瑛太
桔梗:川口春奈
斎藤宮内:林遣都
清水一学:寛一郎
堀部安兵衛:森崎ウィン
堀江半右衛門:本多力
原惣右衛門:星田英利
大石りく:野波麻帆
高尾太夫:橋本マナミ
加藤太右衛門:板垣瑞生
片岡源五右衛門:廣瀬智紀
奥田孫太夫:濱津隆之
春凪:加藤小夏
岡野金右衛門:野村康太
間十次郎:入江甚儀
浅野内匠頭:尾上右近
徳川綱吉:北村一輝
柳沢吉保:柄本明
ナレーション:森七菜

日本人が好きな忠臣蔵だけに興味がありましたが、ちょっと外しそうでしたので迷いました。タイミングが良かったので鑑賞すると予想したより面白かったです。ポップコーンを食べながら観るには丁度良いですね。
最近から最後までクスクスと笑える作品で、劇場内でもあちこちから笑い声が聞こえてきました。
ムロツヨシはアドリブと思わせる程に、素な感じのムロツヨシでした。
吉良上野介が鯉に餌をやる時に吉良孝証が突然現れたのには意表を突かれました。あれは笑ってしまいます。
吉良上野介の身代わりを頼まれる時の、斎藤宮内演じる林遣都が畳の上に大判をばら撒く時のやり取りがまた笑えますね。
大石内蔵助が追い込まれて吉原でストレス発散をしているのは、立場上あり得るなと思える所を永山瑛太が上手く演じていました。永山瑛太って何か観てしまうんですよね。
帯回しのあれーというシーンも期待通りでした。
川口春奈はヒロインとして輝いて、猫と戯れているシーンは良すぎました。ムロツヨシに水をかけるシーンもツボでした。
北村一輝、柄本明また映画でてるなと思いながら観ていました。
忠臣蔵って徳川綱吉の時代なんだなと初めて知りました。というか今まであまり描かれていなかったような気がしますね。
最後にナレーションが森七菜なんだと驚きでした。
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