このレビューはネタバレを含みます
話としてはなんら真新しいところがなく、予想通りの展開で、なんやかんやありつつもハッピーエンド。
最近は大どんでん返し!な展開よりも、定型文みたいな物語を安心して楽しむほうが時世に合ってる気もしており、そういう意味では最後まで楽しく観られる。
一点だけ、終盤、野村周平がボコボコにされるシーンで「こういう映画だったら必ずここで主人公がくるだろう!!!」みたいなタイミングで誰も来ず普通にボコボコにされ続けたので、そこだけ予想外だし可哀想だった
声を出せない主人公が、初めて声を出して訴えたいことができたのに、雨の音でかき消されてしまって聞こえない演出良かったな……