Ryan

偽装結婚 カリブ海に消えた花嫁のRyanのレビュー・感想・評価

2.3
DV夫vs"正しい事"を振り回すマウント姉



ストーリー
暴力的なモラハラ婚約者との結婚を反対する姉と自身の幸せを信じて結婚に踏み切る妹。だが、姉の不安は的中。妹は新婚旅行中、カリブ海の沖合で忽然と姿を消してしまう。


監督 トム・シェル


TV映画。
脚本に捻りがなく映像には締まりがない。
行方不明になった原因を全て口頭で説明。
セリフが必要ない。

アメリカや日本でも問題となっているDV夫。それを中心に物語は展開していくのだが、観客には暴力的な側面をあまり見せない演出。そのため序盤で姉が「あの男は暴力的で危険よ!」と言われても、勝手に騒いでる姉に対して「これは伏線なのか!?」と疑心暗鬼になる。
映画としての力が無いので観客のイマジネーションに全て委ねられる。そのため己自身の疑心暗鬼さで楽しむしか無い。  
そして、その期待値を全く超えられないラストには驚愕!

Filmarksでの視聴者がまだ3人だったので勇気を出して鑑賞したが、オススメはしない。
Ryan

Ryan