最後、ロボットがSeptemberをかけて踊る犬くんを窓から見る。分割したスクリーンで、だけど一緒に踊ってる。ロボットと犬くんが、近くて遠いところにいることに切なくなる。それで終わると思ったら、窓に映るロボットが踊る姿に犬くんが気づいてしまう。ロボットは咄嗟に窓から身を隠す。二人の視線は最後まで交わらない。切ないね。ロボットは犬くんを見返すことはせず、BBQをする彼を見た。切なくない生などないね。1年前に別れたあなたの元へ駆け寄るより、今一緒に過ごす人に、1分ほどあった逡巡を隠して食べるホットドッグの方がドラマチックなのかも。