ずっと泣いてたけど、映画が良くて泣いてたわけじゃなくて、人の生が有限であるという事実に泣いてた。好きな人の誰とも別れることなく、人生が閉じられたら良いのに
見るの2回目。身体的な問題で、ピンボケの映像は頭が痛くなってしまう。でも、キムミニ(本人は登場しない)の歌う歌詞が良かった。それだけでこの映画が好き
厳粛で伝統を重んじる空気感とデジタル機器を代入してることのギャップが面白かった。白いバンで移動したり。その一点のみ面白かった
最後、ロボットがSeptemberをかけて踊る犬くんを窓から見る。分割したスクリーンで、だけど一緒に踊ってる。ロボットと犬くんが、近くて遠いところにいることに切なくなる。それで終わると思ったら、窓に映>>続きを読む
とびっきり不機嫌な女の子が出てくる映画は大体素晴らしく、この映画も然り。もう会えないことが分かっていても、辛いけど、前向きさで優しく重ねてくれる、そんな映画
デヴィッド・バーン、全てが早すぎる。あの時代にこれを?? 私には歌詞の意味が全て分かった。トーキングヘッズって、こんなに歌詞良かったんだ。同世代に彼がいたら全て狂わされていた、間違いなく。そして大画面>>続きを読む
好みではなかった。船の上でおばあちゃんと話すシーン、ああいうのをたくさん見たかった。
色々と思うことはある。娼婦をめぐるスティグマが短略的じゃ? 彼女がセックスに明け暮れるのは、ニンフォニア>>続きを読む
アウト。若い女の精神的な未熟さ、もしくは肉体的な未完成さに心を揺らす婚約を控えた男の無責任な恋愛。だとしても。逆に、こんなアウトな映画を撮るためには、ここまでの技量がないといけないのかと身悶える。危う>>続きを読む
同じ物語でも語り手が変われば全く別のものになる。そして京マチ子の豹変にうっとりする。
女にとって、血にはこれまで蓄積した怒りが込められている。
いや、分からないものに惹かれ続けた人生ですが、こればっかしはこういう癖なんだろうなって… ボロい船が水上でゆらゆらしているのとか、朱色の血とか、綺麗ではあるものの、癖なんだろうなって… 無口で自分を拒>>続きを読む
過去から逃れることはできない。その過去の大部分は、家族との思い出であり、その思い出が美しいものとは限らない。切り離そうとすればするほど、向き合う必要を迫られる。その強固な因果律(親がいて私がいる)と同>>続きを読む
配信されてすぐ見た。駄作。褒めるとこ、菊地凛子だけ。宮崎あおいはプロ。それだけ。ステレオタイプなヤクザとかテレビプロデューサーとか医者の家族とか、もう見てられない。脚本も時間かけて苦しい思いしながら書>>続きを読む
マ・ドンソク、絵が持つ俳優すぎる。めちゃめちゃ強くて、暴力を振るうことにも躊躇がない。なのに、滲み出る器のデカさと安心感。ソン・ガンホと並ぶ韓国映画の顔すぎる。ソン・ガンホがジャージの似合う俳優だとし>>続きを読む
駄目人間を茶化す。美化や批判はしない。私、茶化しが好き。人を見下すのは嫌い。人を崇めるのも好きじゃない。でも茶化しなら好き。人間の茶化し方が同じ人が、生涯の友人になれると言っても過言じゃないね。駄>>続きを読む
「どうして唯一の人生の希望だった少女を自分で殺めてしまったのか」、これを映した4時間にも及ぶドキュメンタリーのようだった。閉塞した彼の世界を照らす光だった小明に、自分もまたそのような存在に彼女にとって>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
この社会に生きていれば、誰しもが社会の構造の禍々しさに少なからず気づき、自分がその構造の中で搾取され、尚且つその構造を存続させることに加担していることを知って傷つく。ある日構造の全てを理解するのではな>>続きを読む