デヴィッド・バーン、全てが早すぎる。あの時代にこれを?? 私には歌詞の意味が全て分かった。トーキングヘッズって、こんなに歌詞良かったんだ。同世代に彼がいたら全て狂わされていた、間違いなく。そして大画面>>続きを読む
好みではなかった。船の上でおばあちゃんと話すシーン、ああいうのをたくさん見たかった。
色々と思うことはある。娼婦をめぐるスティグマが短略的じゃ? 彼女がセックスに明け暮れるのは、ニンフォニア>>続きを読む
アウト。若い女の精神的な未熟さ、もしくは肉体的な未完成さに心を揺らす婚約を控えた男の無責任な恋愛。だとしても。逆に、こんなアウトな映画を撮るためには、ここまでの技量がないといけないのかと身悶える。危う>>続きを読む
同じ物語でも語り手が変われば全く別のものになる。そして京マチ子の豹変にうっとりする。
女にとって、血にはこれまで蓄積した怒りが込められている。
いや、分からないものに惹かれ続けた人生ですが、こればっかしはこういう癖なんだろうなって… ボロい船が水上でゆらゆらしているのとか、朱色の血とか、綺麗ではあるものの、癖なんだろうなって… 無口で自分を拒>>続きを読む
過去から逃れることはできない。その過去の大部分は、家族との思い出であり、その思い出が美しいものとは限らない。切り離そうとすればするほど、向き合う必要を迫られる。その強固な因果律(親がいて私がいる)と同>>続きを読む
配信されてすぐ見た。駄作。褒めるとこ、菊地凛子だけ。宮崎あおいはプロ。それだけ。ステレオタイプなヤクザとかテレビプロデューサーとか医者の家族とか、もう見てられない。脚本も時間かけて苦しい思いしながら書>>続きを読む
マ・ドンソク、絵が持つ俳優すぎる。めちゃめちゃ強くて、暴力を振るうことにも躊躇がない。なのに、滲み出る器のデカさと安心感。ソン・ガンホと並ぶ韓国映画の顔すぎる。ソン・ガンホがジャージの似合う俳優だとし>>続きを読む
駄目人間を茶化す。美化や批判はしない。私、茶化しが好き。人を見下すのは嫌い。人を崇めるのも好きじゃない。でも茶化しなら好き。人間の茶化し方が同じ人が、生涯の友人になれると言っても過言じゃないね。駄>>続きを読む
「どうして唯一の人生の希望だった少女を自分で殺めてしまったのか」、これを映した4時間にも及ぶドキュメンタリーのようだった。閉塞した彼の世界を照らす光だった小明に、自分もまたそのような存在に彼女にとって>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
この社会に生きていれば、誰しもが社会の構造の禍々しさに少なからず気づき、自分がその構造の中で搾取され、尚且つその構造を存続させることに加担していることを知って傷つく。ある日構造の全てを理解するのではな>>続きを読む
両親と不仲で疎遠な関係よりも、かえって親密な方が自分の選択が狭まる、もしくは両親の生き方を内面化してしまう。両親が苦労人で家業を切り拓いたがゆえに、快適な人生を歩むことの引け目であったり家業を継ぐこと>>続きを読む
体感10分だった(マジ)
観れて幸せ、世界を背負うより友だちを作った方がいいって、そんな。巨匠の後継は作らないという意思か。悪意のない積み木とはアニメーションか。メタファーに正解は無いが、漸近線のようにあなたの思想に近づきたい>>続きを読む
ホン・サンスとキム・ミニは、公に不倫関係を認めてからというもの、キム・ミニはキャンセルに合い、女優というキャリアを失った。2人の関係は好奇の目に晒され続け、心ない言葉が投げられ続けた。この映画を観てい>>続きを読む
女優を綺麗に撮れる監督が1番偉いみたいな古臭い言葉はあまり好きじゃないが、この映画を見てしまうと女優を綺麗に撮れる監督が1番偉いと思わざるを得ないし、この映画の蒼井優は本当に危うくて美しく、タナダユキ>>続きを読む
スパイダーマンあんまり知らなかったんだけど、スパイダーマンの設定ってこんなに残酷でグロテスクで禍々しんだね。「逃れられない運命」とか「ヒーローの宿命」とかいう、預言されたオイディプス的な悲劇物語は、最>>続きを読む