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テイラー・スウィフト:THE ERAS TOURのkenのレビュー・感想・評価

4.0
2023年劇場鑑賞49作目

一言で言えば、ハマったよ!
興味はあったけど観ようか悩んでいて、前日に鑑賞したミス・アメリカーナが決定打となりました。ドキュメンタリーで彼女の内面に触れ、ひと山乗り越え進化したテイラーのパフォーマンスが観たくなった。上映最終日、それも初めての応援上映で少し躊躇いもあったけど行ってきて良かった。

マイケル・ジャクソン亡き現代のアメリカ音楽シーンにおいて、まごうことなきトップスター。パフォーマンスのレベルが日本とは桁違い。最近は韓国の勢いもすごいと思うけど、国の一大産業として発達したエンターテイメントはやっぱり違う。テイラーはもちろん、抜群のスタイルの彼女に引けを取らないバックダンサーたちが横並びする演出ではBad Bloodのテイラー軍団を思い出させた。映画では短縮されてるだろうけど、これだけの長尺コンサートをやり切ってしまう体力が恐ろしい。そしてこれをワールドツアーとして年単位でやり続けるんだから...それでも生き生きしていて本人が一番楽しそう。凄い。

これまでにリリースされたアルバムで構成されたEras、特に『Red』と『1989』では当時よく聴いていたこともあり大盛り上がり。
各時代を彩ったお気に入りの曲&新たにお気に入りになった曲たちを思い出にメモしておきます。
・Cruel Summer/Lover
 本作のトレーラーで流れていた象徴的な曲。
・willow/Evermore
 哀愁を感じられ、映画のエンディングで流れそうな雰囲気が好き。
・You Belong With Me/Fearless
 聴いたことはあるけど知らなかった。今回曲名を覚えられてよかった。
・...Ready For It/Reputation
 ハマった曲の一つ、たった一曲の中で多彩な変化がみられる。どうやらこのアルバムはロックで自分向きらしい。
・Long Live/Speak Now
 初期テイラーのイメージを感じられる曲。
・I Knew You Were Trouble/Red
 Redにはいくつか好きなのあるけど一曲選ぶならこれ!劇場で聴いても爆アゲなんだからライブで聴いたらさらに凄そう。行ってみたいなー。
・the last great american dynasty/Folklore
 このアルバムは一曲も知らなかったけど優しさが沁みる。
・Shake It Off/1989
 やっぱりこれですよ、モンスターアルバム!自分のターンだと言わんばかりにシャウト。
・Lavender Haze/Midnights
 最新アルバムでの一番はこの曲。重低音が心地よく響く。

もうしばらく(年内?)の通勤時間はこれで決まりです。
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