あくび

ぼくが生きてる、ふたつの世界のあくびのレビュー・感想・評価

4.2
愛が溢れてる映画。
耳の聞こえない両親のもとに生まれた主人公の実話に基づく成長物語なんだけど、タイトルの通り、手話を通してコミュニケーションを取る世界と、音による言語でコミュニケーションを取る世界の両方を生きる主人公の葛藤がきちんと伝わってきた。
手話も含め、言語って人の思考の元になるものだから、母国語が何語か・伝える手段が何かで各人の特性も変わると思う。でも、普遍的な愛は変わらない。
そういう当たり前の事を、バタバタ日常を生きてるとうっかり忘れてしまうから、こういう映画で確認したい。
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