幼いときの大ちゃんは
真っ直ぐにお母さんのことが大好きなのが
伝わってきた。
成長とともにいろんな葛藤があり
思春期は反発ばかり…
親元を離れて大人になっていくにつれ
だんだん母の気持ちや手話に…
どんな映画か、まったく前情報を入れずに見て、なるほどそういう意味かと納得。
片や音のあふれる、うるさいほどの世界。片や音がなくて、不便だけど親密な世界。
どちらか片方の世界だけに帰属することが叶わな…
ラスト数分からエンドロールで涙腺崩壊
エンドロールの演出も気が利いていてお洒落に泣かせてくれる
時系列としては30年くらいを描いていますが
吉沢亮さんの子供時代を演じてた子役は吉沢亮さんそのものだ…
はじまりはろう者同士の間に生まれた子の葛藤。そこにはいわゆる"コーダ"にしかわからない苦悩が描かれている。
その者の葛藤の先に行き着くところを想像しながら、彼の人生を両親と同じような目線で追っていた…
©五十嵐大/幻冬舎 ©2024「ぼくが生きてる、ふたつの世界」製作委員会