ドニー・イェン／COOLのdaiyuukiのレビュー・感想・評価

世紀末､香港｡信頼していたパートナー､ウェズリーの策略にはまり､元ニューヨーク市警の刑事キャットは､復讐を胸に､闇の世界に生きる孤独な殺し屋となる｡
唯一の心の支えは､向かいのマンションに住む女性エンジェルへの想いだった｡
そんなある日､キャットは偶然にもウェズリーと再会する｡
かつての決着をつけるべく執拗にウェズリーを追い詰めるが､その時偶然に居合わせたエンジェルを彼の恋人と勘違いし､オトリのために拉致してしまう｡
しかし､実は彼女こそ､キャットの行方を追っている香港警察の女刑事キャリーだった･･･｡
全編、映画館や敵のアジトでの華麗な銃撃戦と難易度の高いカンフーアクションをミックスしたハイボルテージなアクションが満載で、ブルー系の映像美、最初は殺し屋と人質として出逢いながら惹かれ合うドニーとアニー・ウーの切ないラブストーリーも相まって、ドニー・イェン版レオンといった感じです。
ユー・ロングワンとの壮絶な銃撃戦、ラストのジミー・ウォンの決着の付け方は驚かされます。

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